撮って診る!! 認知症

撮って診る!!SPECT検査

 
 

認知症におけるSPECT(スペクト)画像

 

脳血流と認知症

 
 
脳の機能が低下すると、血流が低下します。SPECT検査は、血流が低下しているか、また、どの部分の血流が低下しているかを調べることができます。
症状だけではわかりづらい早期でも、症状と併せてSPECT画像を見ることにより、認知症かどうかがわかることがあります。
 
認知症で最も多いのはアルツハイマー型認知症(AD)ですが、血管性認知症 (VaD)レビー小体型認知症(DLB)前頭側頭型認知症(FTD)の4つが認知症の4大原因です。
(くわしくは「これだけは知っておきたい認知症」をご覧下さい)
認知症の原因により、異常が現れる部分に違いが見られます。
 
図
 
<どんな働きをしているところ?>
海馬 … 主に記憶を作るところです。特に新しい記憶に関係があります。
後部帯状回 … 空間認知(どこにいるのかわからない)や記憶などに関係があります。

頭頂葉 … 言語による表現、行動、空間認知(どこにいるのかわからない)などに関係があります。

楔前部(けつぜんぶ) … 記憶などに関係があります。
前頭葉 … 行動をおこすこと(運動・意思など)に関係があります。

 
 
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監修:認知症介護研究・研修東京センター 上席研究員 本間 昭 / メモリークリニックお茶の水 院長 朝田 隆 / 公立大学法人福島県立医科大学 生体機能イメージング講座 主任教授 松田 博史
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