撮って診る!! 認知症

これだけは知っておきたい認知症

 
 

認知症ってどんな病気ですか?

 

アルツハイマー型認知症(AD)

 
 
アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞と神経細胞の間にシミのような老人斑(アミロイド斑)ができたりして、進行とともに脳が萎縮します。
新しいことを覚える機能を障害されることが多いので、出来事自体を忘れてしまい、日常生活に支障をきたします。
 
[症状(初期の段階では以下のすべての症状があらわれるわけではありません。また、初期の段階では、比較的古い記憶は保たれています)]
記憶障害
・最近のことを思い出せない
・ものを置き忘れる
・同じ質問を何度もする

見当識障害

・話のなかで間違った言葉を使っても、
自分では気づかない

・支離滅裂なことをいう
・場所の判断がつかない
・時間の認識ができない
これらの症状はアルツハイマー型認知症では重症になると必ずみられる症状なので、中心的な症状、あるいは中核症状といいます。
これに対して中心的な症状が原因で起こる症状、たとえば徘徊する、怒りっぽくなる、もの盗られ妄想があるなど、患者さんによって発症したりしなかったり、個人差のある症状を周辺症状(BPSD:認知症の行動・心理症状)といいます。
 
症状はもの忘れから始まってゆっくりと進行していきます。
治療は、記憶障害などの中核症状やさまざまな周辺症状(BPSD)に対して、薬の服用やリハビリテーションなどをおこないます。症状を改善したり病気の進行を遅らせることが目的となります。
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監修:認知症介護研究・研修東京センター 上席研究員 本間 昭 / メモリークリニックお茶の水 院長 朝田 隆 / 公立大学法人福島県立医科大学 生体機能イメージング講座 主任教授 松田 博史
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